2004年08月31日

読書感想文「できる、できる、あなたもきっとできる」

「できる、できる、あなたもきっとできる」
by(越智 ひろとも(
(PHP研究所(

1995年 10月 16日第1版第1ずり発行
点訳完了2004年 7月20日

 驚いたなあ、、この著者「おちきよとも」という人は大阪府大の農芸化学出
身の博士(phd)なのだ。
 そして、日研フード社長()創始者というではないか。そうだ、思い出した。
 私が昭和45年今の会社に入社したとき、ここの「グリチルリチン」を使用
していて、実際に彼に会っているのだ。
 いち早く健康を取り上げた特異な会社だとは思っていたが、やはり彼は哲学
を持っていたのだ。
 当時私は見えていたので今でもその頃の彼の顔、姿をかなり明確に思い出す
ことが出来る。
 あれからいろいろな本を書き、かなり年配(昭和63年-9年=53歳)になっ
て論文でPHDを取得している。
 努力の人なのだなあ。

 この本はマーフィー博士も述べているような潜在意識の力を中心に具体例を
挙げて説得力を持って書かれている。

 「俺は、きっと、いや絶対出来る」という信念さえ持てば何でも思ったこと
は出来るというものだ。
 念とか意識とか意とか、そういうものが力を持つという実験は、例えば果物
とか野菜に「お前は腐る、腐る」と話しかけ念を送ると、それらがその念を受
け取るとコントロールに比べて早く腐敗する実験結果(10人試すと10人が
同じ結果を得ている。)よりわかる。

 わが子にも否定的な態度をとって育ててはいけない、ほめてほめて出来ると
信じさせる肯定的態度で子育てすると、その子供は出来る子供に育つという。

 ここでわが身を反省しなければならない。
 父親になった息子に私達夫婦は「あんたは頭が悪い。」とか「とろこい。」
とか「出来ない。」とか否定的言葉を浴びせている。
 これは孫の前でも言うことがある。
 これからは言葉に気をつけて言わないようにしなければ。

 そう言えば、会社でも部下の欠点を見つけ出して、ジュウバコの隅をほじく
るようにケチをつける上司がいるなあ。
 自分は誇示しても相手を決してほめない奴、そんな奴がどこの会社でもいる
はずだ。
 このワナにはまらないようにしないと潰されてしまうかもね。

では、ところどころピックアップして行こう。
 実際にこの本を読み進めると感動するシーンに多く出会い、涙さえ流れそう
になると思う。


第1巻
 自分の願望を言葉にして言い続ける。

「新精神学会?」の主催者たつみじきどう先生いわく:
  「心が病むゆえに肉体も病む。」
  「人間が心の底から思い込むと、いかなることでも実現する。」

肯定的に考える。

ユダヤの格言に以下がある。
  「足を一本折ったら両足を折らなかったことに感謝しなさい。
 両足を折ってしまったら首の骨を折らなかったことに感謝しなさい。」
 世の成功者と言われる人に共通するのは、このように物事をいつも肯定的に
考えることです。


第2巻

 私は、キリスト、ベートーベン、サリバン先生と言った偉人達の内面に確固
として存在している「信念」の力を読み取って頂きたい。

 たとえ駄目なイ人間であっても「駄目だ」と言ってはいけないのです。
 それを言うことはその人間の中に眠っている能力をますます出しにくくして
しまいます。


第3巻

 みかんの実験。
 二つのみかんの一つには「お前はいつまでも美しい。良いみかんだ」という
思念を送る。
 もうひとつのみかんには「腐れ、腐れ、早く腐れ。お前は悪いみかんだ。」
といい続ける。
 何日かすると前者は生きいきしているのに後者は腐っています。
 植物も人間の波長を感じることが出来るのだ。

 マーフィー博士の潜在意識の力:

 ワシントンの37歳の男性は癌にかかって余命いくばくもないと医者から先
刻された。
 しかし、五ヶ月後に全快した。
 その理由は、彼が入院中に読んだ新聞の内容だった。
 ダレス元国務長官が食欲が減退し体重が減少しついに癌で死亡した。
 そこで、彼は「食べることは癌を悪化させず回復させる最善の方法だ。」と
確信し実行したからです。


 また、アメリカのある主婦は癌で余命6ヶ月と診断された。
 医者は彼女を騙すことにした。
 「診断は間違いだった。最近発売された新薬を飲めば100%なおる。」
 2週間後に彼女は全快した。

 我々は肉体も精神もすべてが意識によって支配され、動かされています。た
だ気づいていない。

 マーフィー理論:潜在意識と顕在意識の違いとメカニズム:

 「あなたは顕在意識で考え、その考えが潜在意識のなかに沈み込みそれが素
材となって潜在意識によってすべてが創造されます。」
 「潜在意識はいつも休みなく働いています。夜となく昼となく働いています。」
 「しかし、あなたがかまうことの出来るのは顕在意識だけです。」

 後はみなさんがこの本を読んで何かを感じ取っていただきたい。  

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2004年08月29日

読書感想「諦めないでまた明日も」

「諦めないでまた明日も」
---いわた みつこ「点字つき絵本にかける夢」---
by(ほしみず りえこ)
(株式会社 岩崎書店)


2004年 4月 10日第1ずり

2004年 5月 25日点訳されている。
なんと早い点訳だろう。
そして今月8月末にこうして私も読むことが出来るのだ。

 私もいま落ち込んでいるときだっただけにこの本との出合いは運命的なもの
を感じる。
 この本を読みながら自分と比較して癒され、勇気を与えられた。

 戦前、戦中、戦後を通じて元気に生き抜いて来た主人公Mさんの母親Tさん。

 しかし、Mさんんの母親Tさんの苦労は筆舌に表しがたいものがある。
 戦前からの経済状態、生活レベルをこの本を通じてる限り今は経済不安定と
いいながらも恵まれていると思う。

 Tさんの子供3人のうち2人までもが盲人なのだ。
 血の近い従兄弟同士の結婚が主な原因だろう。
 やはり近親結婚は悪い結果をもたらすようだ。

 その頃の盲学校の寮の生活、職員の生活、本当に今では到底考えられないよ
うな重労働なのに、振り返って、当時が一番幸せだったと職員が言う。

 ここで、みなさんは盲人は見えないから見ないと思うのではないでしょうか?
 違うんです。
 たとえ目は見えなくとも、全身全霊を込めてそのものを見ようとして視覚以
外の感覚を総動員して見るのです。
 だから、盲人のHPとか文章でテレビを見るという表現は正しいのです。
 見える者は目で見て耳で聞いているにすぎません。
 しかし、見えない者は耳で聞いて、残りの五感を総動員して画面に神経を集
中してテレビを見ているのです。

 現実の世界では音、風の動き、匂い、雰囲気など感覚を総動員してものを見
るのです。
 この本を読めば、それがわかります。
 きっと感動して涙を流すことでしょう。


 若い青春時代を遊ぶ暇もなくもっぱら盲学校の生徒のために働いた若い職員
、先生、本当に一生懸命だったのだと思う。
 現代はその頃に比べてなにもかも恵まれているのに何故こんなに自殺者が多
いのか?
 何故単にむしゃくしゃするだけで他人を刺し殺すことが出来るのか?

 昔はみなが苦労をともにし、助け合わないと生活、会社の仕事もなりたたな
かった。
 それが今は核家族、パーティションを切って個人がパソコンに向かう労働形
態になっている。
 現場を除けば事務職はほとんどパソコンが空いての仕事だ。

 そんな環境がいいのか悪いのかわからないが、盲人には働きやすい環境にな
っているのも確かだ。
 だがメンタルな面ではいささか問題もあるように思えてならない。


 Mさんんの盲の世界から病院という現実の世界、即ち、見える者のなかで働
いて見えないことがどんなことかを思い知らされるのだ。
 そこで受けるいじめに彼女は決心をする。
 自立への道を日本ライトハウスへ求めたのだ。

 そこで、対人恐怖症の彼女は他人の誘いを断れずデートに誘われた男性と2
2歳で結婚。
 好きでもないのに、そして出産。

 子供が2人、全盲夫婦の子育ての苦労、工夫、見える者には到底思いもよら
ない苦労話。

 Mさんの転機は子供に絵本を読んであげたいというところから始まった。
 私はここまで読んで、はっと気がついた。
 そうだMさんは、今、私が利用させてもらっている(ふれあい文庫)の「点
訳絵本」の生みの親なのだ。
 私が見えなくても孫に絵本を読んであげることが出来るのも彼女のこのよう
な軌跡があったからだ。感謝しなくては。

 ということで、ここから先はたぶんどこかで感想文を書いているはずだから
省略するが、人との巡り合い、それを可能にするMさんの行動力。
 それらが周囲の人々、関係者を動かして、先駆的なこのような偉業を成し遂
げたのだ。

 今回の郵政省の民営化で点訳絵本の送料が有料化する話が出て、関係者は多
いに戸惑い、心配した。
 幸いにもあそうさん、竹中さんの話で民営化の後も特別に無料ということで
、関係者はほっとした。

 しかし、このことを政府にもの申したのは点訳ボランティアの見える人だっ
たと聞く。
 我々見えない利用者がもっと意見を具申すべきだったと反省する。

 (あとがき)で著者ほしみずりえこさん(児童文学作家)は次のように書い
ている。
 Mさんこと「いわた みつこ」さんは、目が見えないのに、身のこなしが軽
やかで、いつも朗らかに笑っている彼女。
 彼女の周りには、いつも人をほっとさせる、明るい春の陽だまりがあるよう
でした。
 (中略)
 全盲という障害を抱え、辛いことに出会いながら、決してへこたれない、頑
張り過ぎない自然体の彼女を見ていて沸いてきた思い。
(中略)
 この物語は、・・・誰もがどんなに辛くても、どんなに嫌でも、生きねばな
らないそれぞれの人生、その人生の力になる種を一冊に込めたつもりです。  

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2004年08月15日

読書「難病の子供情報ブック--子供の無限の可能性を信じて--」

「難病の子供情報ブック---子供の無限の可能性を信じて---」
(キッズエナジ 援助)ー」
(東京書籍株式会社)

2001年 5月 30日第1刷り発行
点訳は2004年 8月5日である。

 難病の子供を抱えて悩むのはその子のことはもちろんだが、経済的なことが
親としては心配だ。
 長い入院の間、その入院費をどうするか。
 もし手術などすれば大金がかかる。難病の場合、保険がきかないことも多い。
 そんなときどうするか?

 経済的な問題が解決しても、その子の難病はなかなかなおらない場合が多い。
 そのとき子供とどう向き合うか?
 病気とどう向き合うか?


 まず、この本の「はじめに」を読めば、日本で100人に一人と言われる難病に
かかった息子さんを救った母のやさしく、かつ、強い愛と行動の軌跡に感動を
受けエネルギーをもらうことでしょう。

 母は医者を転々とし、治療法がないと言われても探しに探し、骨髄移植→ド
ナー不在→さいたい血治療→募金活動とエネルギーを注いでいく。
 幸いさいたい決治療が成功し、NPO法人を設立した母の書いたこの本をみ
なさんもわが身におきかえて読んでもらいたい。

 この母を思えば、私達難病の盲人ももっともっと頑張らねばならないと思う。


 では経済的な課題から読んでみたい。
 まず、使える支援費はすべて使うこと。

1.行政による医療費の補助。(難病など特定疾患)
2.育成のための手当て(特別児童扶養手当)
3.障害者のための施策(支援策)

 でも上記は時間がかかる。
 当面の金の手当て策は以下である。
1.銀行から借りる。
2.親戚から借りる。
3.会社からの融資。
4.車や家を売却。
5.募金などでお金おを集める。
 これは手間とリスクが伴う。
 まず、事務局を引き受けてくれる人を探す。
 現実には両親の勤務先の組合の取り組み、・マスコミ報道などのバックアッ
プがなければお金を集めることはかなり困難。
 ただ、心臓移植で2000万円の募金をその子だけでなくアメリカでドナーを待
つ家族が生活費で使ったのではたまらないという組合員の声が痛かったという
レポートもある。
6.保険(子供保険、学資保険などの特約)
7.その他(節約)

 後は療養中の課題の克服方法が書いてある。

 やはり支援団体とかボランティアの存在とその利用の意義は大きいと感じる。
 問題はそれらの情報をどのように得るかである。知らないとなにも利益を享
受することは出来ないからだ。

 やがて子供も自立して行かねばならない。
 教育をどうするか?
 その体制をどう整えるか?

 私も二年間入院している間に病院から学校に通学し病院に帰ってくる子供ら
を何人か見た。
 そのときは私も若かったし幸い子供も健康だったのでこのような目でその子
らを見たことはなかった。

 しかし、この本を読んで「Never give up.」の感を強くする。


 さて、著者は、この難病にかかわる多くの人から構成されている。
つだ まさひこ(医学博士 キッズ エナジー理事)
すずき しげる(キッズ エナジー理事)
おおかわら ちよこ(キッズ エナジー代表)
にしだ のりこ(小学校教諭 イラスト担当)  

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2004年08月14日

読書感想「仕事の鬱がすっきりとれる本」

「仕事の鬱がすっきりとれる本」by たかだ あきかず(医学博士)(株式
会社 青春出版社)
2002年11月10日第1刷り発行
点訳終了:平成 15年  5月

 私はこれからこの本に書いてある「眠る方法。」を試してみようと思う。

 現代は鬱病の人は多いのではないだろうか?

 会社でも身近にそんな人を見ると、世の中がせわしくギスギスして心が醜く
、貧しく、それでいて奴隷のごとくこき使われ、競争させられ、飴とムチでし
ばかれているサラリーマンが見えてくる。

 そんなこんなでよほど精神力が強いか鈍感でない限りストレスで体調を崩す
人が多いのだろう。

 筆者は薬では鬱病は治らない。副作用の怖さを述べている。

 やはり言葉などでいやされ、気付き、自分で克服しなければならないものだ
ろうと私は思う。

 この本の第1巻きも第2巻も直接ノウハウは書いていないが第3巻に共感す
ることを書いているので少し抜粋してみたい。

心に力を与える魔法の言葉
 聖書とかマーフィー牧師の言葉など。

 ある新興宗教化の言葉:
 私達は、本来無限の力を持つ神の子であり、その力は出そうと思えばいくら
でも出せると言うものです。

 マーフィー牧師は「潜在意識は自分が潜在意識に呼びかけたことを実現させ
てしまう。
 未来はこうなるだろうと思うと、潜在意識はそれを実現するのだ。」と述べ
ている。

 何故、心を癒し、気持ちを変えることが出来るのか?

 仏教では、私達の日々の意識、あれが好きだとか、これが嫌いだとか、憎い
とか、嬉しいなどと言う意識には実態はなく、夢のようなものだとします。
 そして、この意識の奥に本来の心があり、この心は生死を超え、生まれると
いうことも死ぬということもない永遠のものだとするのです。
 そしてこの心は静かな光を放ち、罪も苦しみもない、永遠に輝く存在だとし
ます。

 この心のまわりに煩悩(欲しい、憎い、怒りなど)や妄想(自分は駄目だ、
未来派暗黒だなどの考え)が取り巻いている。

 特にいけない取り越し苦労は、心を疲れさせるだけでなんの意味のないばか
りか心の輝きを奪います。


自分に言い聞かせたい三つの言葉。
1.困ったことは起こらないと何度も何度も自分に言い聞かせる。
2.すべて良くなる、すべて良くなると言い聞かせる。
3.自分は優れている、自分は優れているという言葉を繰り返す。


生理的に光は脳内でトリプトファンからセロトニンを作らせる作用がある。
だから南国に行くと鬱病は治る。


フロイドは「ノイローゼは運動をすると治る。」といっている。
作業療法はこの応用だ。

勤めて明るく考え、体を動かすことは脳のしくみからも鬱予防に重要である。

眠りについて、レム睡眠は情報の整理をしている時期だが、鬱のときはこれが
うまく行かない。

眠る方法。
自分の呼吸をゆっくりさせ、これを数える。
心を呼吸に専念させる。
呼吸をゆっくりさせるには意識を呼吸に集中させる。


あとがきで筆者は二つのことを述べている。
1.私達の気分とか感情はものの考え方により引き起こされる。
2.考え方が感情、気分を変え、生き方を変える。

社会が変化して今までの考え方が通用しないということが気分を変えてしまっ
た最大の理由です。
だから、経済状態が鬱、自殺の大きな要因になっているのです。
なるべく早く現実を直視し過去の遺産ともいうべき通用しない人生観、ものの
見方を変えていろいろな場合に的確に判断することが出来るようにすることこ
そあなたの心が傷つかない、さらに鬱にならない唯一の方法といえる。  

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2004年08月08日

読書感想「社長を出せ!ってまた来たか!」

「社長を出せ!ってまた来たか!」byかわだしげお、もりけん(株式会社 
宝島社)
2004年 2月 9日第1刷り
2004年 6月点訳
 これは会社の「広報室」、「サポート係り」、「お客様相談室」とか「クレ
ーム処理部門」などお客様のクレームにどう対応したかの実録であろう。

なかにはエゲツナイものもあるが、事実、ここに現れていないものでもっと、
もっと、エゲツナイものもあるのだろう。

でも、この本を読んで真似する者が出たらどうするのだろう。
ウイルスのようにバージョンアップした手口を考え出す者もいるかもしれない。
なあんて危惧するのは老いたせいかな?(苦笑)

しかし、これから企業する経営者も現在商売をしている経営者もこの本を参考
にしてマニュアルを作成しておくべきだと痛感する。

この本は、
http://www.tkj.jp/tkj/books_x/shoseki/claim/
を参照のこと。
「社長をだせ!実録クレームとの死闘:「クレーム処理研究会」主宰/川田茂雄」
多分、内容は重複しているのではないだろうか?

ここにもネット社会のクレーマーがいる。
だんだんクレーマーも変遷して行くものだなあ。  

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2004年08月08日

読書「気軽に始める山登り--ランボー流スローライフのすすめ--」

「気軽に始める山登り--ランボー流スローライフのすすめ--」byみなみ ら
んぼー(PHP研究所)
2002年 10月 21日 第1刷り発行
2003年 12月 18日に点訳完了しているが、アップされたのは先週だ。

 著者「みなみ」 らんぼーさんは私が見えていた頃、NHKテレビ「中高年
の登山学」だったかな?(記憶があいまいだけど)に登山家なんじゃらさんと
一緒に出ていたなあ。

 これは初心者向けに書いているので参考になる部分が多い。

 自分にあてはまる部分だけメモ的に書いてみるね。


 岩崎さんは「ランボーさん、登山には昔とったきねづかは使えませんよ。」
といってにこにこ笑った。
 →みな、昔できたから今でもできると気持ちは若くても体力は年相応に落ち
ていることを自覚しなければならないのだ。


 私も靴だけは必要だと近くの店で買ったが、左の靴のひものところにある舌
のような布が足の甲にあたり靴下を二枚以上はかないと怪我をする。
 これははじめは気がつかなかった。歩いて使ってみてはじめて気がついた。

 ランボーさんは以下のように書いている。

 お店で靴をはかせてもらい店内を歩いてみる、坂も歩いてみる。
 チェックポイントは
1.下るときに指がおしつけられないか?
2.のぼりのときに、かかとが窮屈でないか、足の甲が苦しくないか、あるいは
、逆に全体にゆるすぎないか、など。
これらのひとつでも違和感があればやめましょう。


それといろいろ便利な雨具はリュックの底にいつも入れておく必需品と言います。
1.軽いもの、例えば、ゴアテックスなどで靴と同じくらいの値段。

次はリュックサックについて。
 大きさは、縦走用なら40〜50リットル、山小屋泊まり(2〜3泊)で35〜40リ
ットル、日帰りや一泊なら30リットル。
選ぶ基準:
1.背負って疲れにくいもの。後ろに引っ張られるのは駄目。
2.荷物の出し入れが便利。
3.背中の発汗をうまく発散。

例えば、夏季山へ行く場合:
必要なもの、雨具、地図、磁石、懐中電灯、トイレットペーパー、手袋、帽子
、コップ、箸、水筒、食料、行動食、ガスボンベ、鍋セット、薬、日焼防止、
クリーム、タオル、着替え、防寒具、カメラ、フィルム、呼ぶこ笛、ライター
、植物図鑑、メモ用ノート、ザックカバー。
キャンプする場合は、テント、シュラフ、ランタン、虫除けスプレー、ビニー
ルシートなど。
荷物の重さは、山小屋一泊で10キロくらい。


 次はパッキングです。
天気なら雨具は底。
着替えも奥のほうでいい。
行動食や水は上に置き、
地図、カメラ、壊れやすいものは上部ポケットに、
軽いものを下部に、重いものを上にすると負担が軽くなり長居距離を歩ける。
ウエストポーチはパスポート、大事なもの、ティッシュペーパー、フィルム、
ノート、ボールペンなど、出し入れに便利。
山用のベストもポケットがたくさんあり便利。


 次は歩き方です。
転ばないように怪我しないように安全に歩く、疲れないように歩くことがポイ
ントです。

ある山のガイドさんいわく:30代の人が転ぶと30%が骨折し、50代は50%、70
代は70%。

山の歩き方:
平坦で安全ならややスピーディーに、
急登はゆっくり、じっくり、歩幅は狭く。ときには前足に後ろ足がくっつくく
らいに。

靴底が多く地面に接するように歩く。べた足歩行がいい。
滑りやすいところは全身の力を抜いてリラックス。もちろんベタ足で小幅歩行。

そうそうトレーニングはしたほうがいい。

 地図を見るくせをつけよと言うが、私達盲人は見えないよう。

あと、テントの楽しみ、山の楽しみ、温泉の楽しみなどなどいろいろ書いてあ
るので、みなさん読んでみてください。

私はハイキング程度しか参加しないし、今月もテント宿泊には参加していませ
んから、テントは持っているのですが、ここ10年くらい一度もそのテントを使
ったことがないんです。
おそらく、この前の物置の整理で捨てられたのかもしれません。  

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2004年08月08日

読書感想「触る門には福来る」

「触る門には福来る」byひろせこうじろう(岩波書店)
2004年 6月 4日第1刷り
点訳:2004年8月


このひろせこうじろうと言う人も素晴らしい。
私より調度20歳若い。
13歳で全盲となるも京都大学文学博士なのだ。
そして現在、国立民俗学博物館民族文化研究部助手なのだ。
さらに、居合い同二段、合気道処断なのだ。また、視覚障害者サッカ−日本代
表キャプテンなのだ。
著書もあるし、なかなか素晴らしい人のようだ。

 そう、思い出した。
 確か、NHKの「キラっと生きる」に出演していた人だ。

 居あいぬきは京都大学の居合い部で取得し、合気道はアメリカのブリストン
大学?へ客員教授として赴任している間に取得したものらしい。

 それにしても論文のため山伏の修行をしたり、テコンドなど格闘技まで習っ
ているのには驚く。

 大阪の民族博物館に勤務していると聴いて、NHKの番組出演を思い出した
のだ。

 私は中途失明で歩行ができない。
 ところが、彼はどこでも歩いて行く。点字ブロックなどまったくないアメリ
カでも。

 やる気さえあれば何でもできるって感じを受けて、よし、私もやるぞって気
持ちにさせられる。

 でも、彼の言う通り、よく触りよく学べだよねえ。

 それから盲人サッカーでは私の知人のM君と一緒に練習していたのだとわか
って親しみを覚えた。
 彼の言うようにバリアフリーからフリーバリア、すなわち見える者の文化と
見えないものの文化へお互い行き来できる時代こそ大切なのだ。
 彼が国史文学博士だからこそわかる盲人文化が昔あったことを教えられた。

 彼のいうような元気をもらった本である。
 見える人もこういう世界があることを知って欲しい。  

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2004年08月05日

読書」「あなたの「血管年齢」は若返る」

」「あなたの「血管年齢」は若返る」by高沢謙二(株 講談社)


 この本は平成7年 7月に点訳されていたのに、今2004年7月に「ないー
ぶねっと」に掲載されたのだ。

 でも、この本を読んで怖くなった。

 今の私は完全に運動不足の豚なのだ。
 毎日会社に着くと、退社までパソコンの前から離れない。
 動くのは便所と、お茶を飲むときと、昼飯を食堂に食べに行くときだけだ。

 帰るのもタクシーだから歩かない。

 家へ着くとまたパソコンの前から離れない。
 食事以外は寝るまでパソコンの前だ。

 こんな運動不測で体にいいわけないよね。
 昨年は人間ドックで不整脈でひっかかった。

 いまは自分でも脈が飛んでいるのがわかる。

 誰でも不整脈はあると聞いて再診断も受け手いない。
 もうあれから1年経った。

 また人間ドックの季節がきた。
 よし今月から日曜はきっちり水泳に行くぞ。


 この本によると、都会の人は若くても20歳とか40歳も血管年齢が老いている
のに反して、長寿で有名な沖縄のおばあさんたちは40歳以上も血管年齢が若い
そうだ。

 心臓と血管はひとつの臓器と考えて若返りをさせなくては心筋梗塞や脳梗塞
などで死ぬ場合もあるのだ。


 ではどうすれば血管が若返るか?

 原因は生活習慣病(高血圧、糖尿病、講脂血症など)による動脈硬化なのだ。

 例えば、40歳の高血圧の会社員。
 食生活の食事時間を早く規則正しく。塩分を控えめに。
 これで改善された。


 50歳台主婦 高血圧。
 生活習慣の改善で改善された。



 30歳大サラリーマン 高血圧 コンピューター関係。

 生活習慣の改善。
1.塩分を取り過ぎない。
2.週に二回20分以上のはや歩きを行う。
これをしないと効果はなし。
そこで薬でなおした。



 60歳大自営業 糖尿病。
1.食べ過ぎない、飲みすぎない。
2.週二回の20分のはや歩き。
1年後改善された。


20台会社員女性 コレステロール高い。
1.食べ過ぎないこと。
1年後改善された。
2.さらに週二回、20分のはや歩き。


50台会社員男 高脂血症。
1.週二回20分速歩き。
2.腹八分目。
これで改善された。

以上のように、食べ過ぎず、飲みすぎず、運動をすることが一番のようだ。
そういえば、中高年はみな会社の通勤を利用して2kmや3kmは十分歩いてい
るよなあ。

 私もどうにかしなくては。  

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2004年08月02日

読書「65 ---27歳の決意、92歳の情熱---」

「65 ---27歳の決意、92歳の情熱---」(中央法規出版)
by ひのはらしげあき、おとたけひろただ共著
2003年 12月 15日第1刷り発行
 2004年 3月 27日 点訳

 題目から私はこの本にいささか興味を持った。
 あの「五体不満足」の著者おとだけ ひろただ(27歳)と92歳でなお現役
の医者「ひのはら しげあき先生」との対談だからだ。

 おとだけさんは私がまだ見えていた頃テレビにもよく出ていた。ブラウン管
を通じて見る彼は、くそ生意気な感じがして私の好きなタイプではなかった。

 この二人がどのような会話を交わすのか、興味が沸いてくる。

 おとだけさんからひのはら先生への手紙を読むと、なかなか文章はうまい。
 以下、若干引用してみたい。

 「未熟で自立することのできない自分が腹立たしくてなりません。」
 「先生とお会いすることで、僕の未熟な精神があらわになることを、貧しい
感性がさらされることを恐れていたのかもしれません。」
 「僕」という言葉はひのはら先生を「君」と同一レベルに扱う心が言葉とは
うらはらに現れていて、やはり生機器な奴だと思うのは私の偏見だろうか?

 でもひのはら先生はすごい。クレッシェンドの人生そのものだ。
 彼は気持ちではようやく60歳を過ぎたところと言う。そして、95歳になった
らゴルフでもやろうと言う。何故なら99歳の人でスコア99未満でまわった人が
いるからだという。

 以上のような調子で二人の対話が始まる。
 詳しくは、この本を読んでもらいたい。
 対談は人生を考えさせられる内容だよ。

 最後に、ひのはら先生の言葉を少し引用しよう。
 「私にとって、・・・ハンディーキャップがあるけれども生き甲斐を求めな
がらどう前向きに生かすかという気持ちで真剣に考えながら行動している姿に
タッチできたことは非常に嬉しいことです。」

 これに対して、おとだけさんもいいことを言ってる。
 「自分自身の能力を伸ばすことはその人の努力でいくらでも可能なことだと
思っていますが、自分に新しい視点を加えるというのは、やはり人との出会い
がないとなかなか難しいことだと思うんです。」
 ここまで読んでくると、彼が少しは理解できるような気がしてきた。
 以前なら、あの「五体不満足」では、そうでなければあのハンディーは克服
できなかったかもしれないが、反抗的な生意気さを感じて私は個人的には好感
をもてなかったからだ。
 やはり、彼の育ち過程のなかにそれを理解するヒントがあった。

 あとがきに代えてひのはら先生が新幹線からおとだけさんへ手紙を書いている。

 「対談のなかではいつも君の背後にられる君のお母さんやお父さんの姿が私
の瞼の裏に感じられました。」
 「・・・そのようなかけがえのない両親の愛をもっともっと多くの子供たち
に知ってほしいと思うのです。」  

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2004年08月01日

読書「深く息を吸って」

「深く息を吸って」byあんぬ そふぃ ぶらすむ(早川書房)
2003年 4月 30日諸般

  驚いた、本の題名だけでは中身はわからないものだ。
 「深く息を吸って」なんていうタイトルだから、てっきり健康法の本だろう
と思ってdlした。

 読み始めると第1巻でこれは19歳の監獄の独房内の少女の書いた本だとわかる。
それも16歳のときに人を殺したというのだ。
 日本ならば牢獄に入る必要はないかもしれないが、彼女は錯乱しそうになる
ほどの孤独で静寂な牢獄の部屋でこの本を書いたのか?
 いや違う。それは後でわかる。

 それにしても翻訳とはいえ描写、表現の豊かさに驚かされる。

 本当に19歳の少女の手記だろうか?と疑う。ところがもっともっと若いとき
に書かれているのだ。驚きである。

 この本に興味を持ったのはつい最近の中学1年生の少女の同級生を学校でカッ
ターナイフで頚動脈を切って殺した事件だ。
 日本ならばその子の名前も家族の名前も公表されない。せいぜい過程裁判所
で精神鑑定を受けて、悪くても少年院行きで思い刑罰を受けることはない。

 ところが、どうだ、この少女は日本の大人と同じ刑罰を受けているのだ。

 改めて最後まで読み終えて驚いた。
 な、な、なんと、著者    あんぬ そふぃ ぶらすむが高校1年生即ち
17歳のときに書いた本というではないか。
 たちまちベストセラーになり、欧州でも翻訳され5万2千部が売れたという。

 確かに、誰の心のなかにもサラがいて、彼氏マキシムがいて、主人公シャル
レーヌがいるかもしれない。
 そんな心の奥底に潜む心理を取り出して巧みに描写して読者をひきつけて話
さない。
 カミニュの「異邦人」に影響を受けたと言うが、私は受験勉強で本の名前と
著者しか知らない。
 さっそく検索して読んでみたい。

 ところで、この本は2001年 10月、 ふらんすのふぁいやーる社から
出版された「Respire」の全訳らしい。
 著者あんぬ そふぃ ぶらすむはすでに6歳頃から物語や詩を書き始め、ノー
トに書き留めていたという。
 やはりせんだんは双葉よりかんばしと言うが、才能は時期がくれば開花する
のだろうなあ。  

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2004年08月01日

読書:「人は何故悪口を言うのか?」by さいとう いさむ

          −−−−−−−−−−−−
「人は何故悪口を言うのか?」by さいとう いさむ(毎日新聞社)

 この本は、2002年 12月 15日発行2004年 2月点訳されてい
たのに、やっと7月末に読める。

 私が興味を持ったのはサラリーマンとして第1巻の第2章の「職場の悪口の
心理分析「である。
 そこには「1.上司の悪口、2.同僚、部下の悪口」が述べられている。

 その前に一体「悪口」ってなんだろう?どうしてするのだろう?という疑問
について著者は書いている。



 人は噂話が好きである。→噂話の大半は「悪口」である。その悪口の大半が
「陰口」である。
 人の悪口は話のスパイス、噂話の真髄である。

 何故、人は悪口や陰口が好きなのか?それを聞くのが好きなのか?伝えるの
が好きなのか?
 社会的倫理観はその逆なのに。

 悪口を言う人の自尊心、劣等感、コンプレックス、支配欲求など複雑な心理
が関わっている。
 著者は、研究のなかで「悪口」は必要悪であると結論づけている。

 そうだとすれば、私たちもこの本を読んでうまい悪口の言い方、言われ方、
伝え方を学んで行くほうが懸命ではなかろうか?

 ということで中身は本を読んでください。
 きっと興味を持つことでしょう。

 ちょっと興味を持ったフレーズを少し書いておきますね。

 「ここだけの話だけれど・・・」、「あなただけに・・・、 あなただから
言うけれど・・・」などとという前置きがあると情報価は高くなるらしい。
 悪事千里を走る。 これは、人は事の心理を知りたいという気持ちを強く持
っているからである。

 どんな社会でも真実はベールに隠されている。表向き表面的な説明や解説に
は真実は語られていない。
 むしろ、秘密を繕うための工夫がなされている。だから、ますます真実を知
りたくなる。

 これを利用したテレビ番組がけっこう視聴率を稼いでいるのではないだろうか?
みなさんはそう思いませんか?

 ところで、著者は文学部博士課程卒業の新しくできた心理学科の教授なんで
すよ。
 彼は、いままでこのような「悪口」についての心理的考察がなされたことの
ない不思議さに驚かされると同時に新1年生がテーマにこれを取り上げたこと
に驚きを覚えている。

 心理学的に面白いテーマであり、これからいろいろ研究されると面白いと私
も思う。  

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2004年08月01日

読書感想文「全盲のクライマー、エベレストに立つ」byえりっく ヴァいえんまいやー

「全盲のクライマー、エベレストに立つ」byえりっく ヴァいえんまいやー
2002年 10月 30日第1刷り発行

 全盲のクライマーがエベレスト登頂を果たした新聞記事を読んだのはいつだ
っただろうか?
 まだ記憶に新しい。
 でも、2001年5月にエレベスト登頂に成功したのだ。
 もうあれから3年経ったというのに当時の新聞記事をまだ覚えている。
 後の情報によると、あれから彼は7大陸の最高峰を全部登覇したらしい。
 歴史に残り快挙である。
 そんな人物とは一体どんな人だろうと当時興味を持っていた。
 それがいまこうして読める。嬉しいことである。



 エベレストでなくてもモンブランとか世界でも有名な高井山を極めた全盲の
クライマーはHPを検索するとかなりヒットする。
 同じML仲間で全盲のモンブラン登頂に成功した人もいる。


 でも、この本を読んで、やはりこれは誰でもできることではないと痛感した。
 誰が全盲の盲人にこのようなことができるなんて思うだろう?


 この本を読むとなんと自分がイージーな人生を歩いているか反省させられる。
 この本は全11巻もあり、普通の点字本の4倍くらいのボリュームだ。
 ざっと斜め読みして見よう。

第1巻彼が入学前に失明しかけて行く彼と家族のことが述べられている。
 どの盲人の本を読んでも共通することは親の愛が偉大な盲人を育てるという
ことだ。

第2巻彼が入学してだんだん見えなくなって行く過程を述べている。

第3巻 彼がレスリング部で試合にも出て勝利を収めることなど述べている。
 知り合いの全盲の柔道パラリンピックに二度も出場するM君を連想させられる。

第4巻 盲導犬、高校卒業、大学生活。

第5巻 大学院修士課程卒業、英語と数学の教師生活。恋愛。

第6巻 すごい。マッキンリー登頂の様子、4000mを超える高さの山の様子に
驚かされる。本当に命がけなんだ。

第7巻 美人エレンとのハネムーン、キリマンジャロ登頂、アフリカへ。
第8巻 いろいろな険しい山で基礎的なクライミング技術と鍛錬をする様子が
描かれている。
 これも厳しい訓練だなあ。このような基礎訓練と体力をつけてこそエレベス
ト登頂に成功したのだなあ。

第9巻 高度5000mを超えると私など想像もできない状況なんだなあ。風速100
mもの強風も吹いているのだ。なだれ、クレパス、とにかく危険が一杯だ。
 あこんかぐあ遠征では18日間もそんな山の中ですごすのだ。とても想像でき
ない。1週間もそんな強風の高度な場所に耐えられるなんて!


第10巻 見える者は目でアイスパックスを打ち込むところを探すが盲人は触
覚と音で探す。方法は一つじゃない。
 ついにベイビーが誕生し、彼もパパになる。

第11巻 遂にエベレストを征服。ヘルメットが必需品とこの本を読んでわか
った。運が悪ければ即死だ。
 今はe-mailで妻とも交信できるのだ。
 彼の努力もさることながらパートナーの素晴らしさに感動する。どれほどの
素晴らしい人たちだろう。盲人と一緒に登山することはきっと二倍以上の心身
のエネルギーを消費したに違いないと思うからだ。

 ところでこの本の訳者もこう書いている。
 感動するのは、「全盲」という障害を乗り越え、登山という対象を得て、積
極的な姿勢を取り戻して生きるようになるまでの過程だろう。
 視力が衰え・・不安が増して・・周囲の助け・・乗り越えていく。
 しなやかな心と明晰な頭脳で・・・息子の自立・・世間とたたかう母親。
 スポーツに、ビジネスに・・・息子を励まし鍛える父親、協力する兄たち、
悪役を演じる同級生、暖かいガールフレンズ、自覚をうながす教師、知恵を授
ける盲人教師たち。  

Posted by kuma3 at 13:26Comments(0)TrackBack(0)