2009年11月24日

現代の肖像 辻井信行『ピアニスト』

AERA No.50
朝日新聞出版

2009年10月26日  発行
2009年10月27日  点訳

現代の肖像 辻井信行『ピアニスト』

 略歴が書いてありますが以下のHPを見てください。

辻井伸行 Official Web Site ++ Nobu Piano ++
http://www.nobupiano1988.com/index.html

 彼は09年6月七日、バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝して一躍有名になりました。

 もう彼の経歴とか、日本人で初めて優勝に至った経緯はいまさら述べるまでもないと思いますので省略しまし。

 彼の演奏を少し紹介しましょう。

Rachmaninoff ピアノ協奏曲第2番ハ短調(前半)
http://www.youtube.com/watch?v=ZcSASogJXRA

Rachmaninoff ピアノ協奏曲第2番ハ短調(後半)
http://www.youtube.com/watch?v=yBfJxdjjxK0

 ここでは私が感動したフレーズだけ抜粋します。

 ヴァンくらいバーンをして「まったくの奇蹟、神技のような音楽」といわしめた。

 辻井のなかには絶対音感の他にもうひとつ、「純粋音感」とでも呼ぶべき美の基準が宿っている。

 「先生、信行は自然の中で過ごすことがとても好きなんです。コンサート前だからといって、学校行事を休ませたくはありません」

 本人がやりたいものはやらせる。それだけでなく、いつ子は自分自身でも「思いついたら即実行」というルールを持っている。

 『ふろっくすわ私の目』という著書を書いた視力障害者、ふくざわみわは云った。「目が見えないからと云って人生を楽しまない手はありません。私は歌舞伎も好きだし美術館にも出かけます。視力だけでなく感じる力が人間にはあるからです」

 以降いつ子はコンサートは勿論のこと、オペラ、歌舞伎、美術館、花火大会等、自分が美しいと思うものにはどこにでも辻井を導いた。「見えない」ことにおびえなくなったのだ。

 いつかお母さんにピアノとプールがある別荘をプレゼントするのが夢。演奏中、いつ子は舞台袖でも客席でも、じっと手を組み目を閉じて祈るようなポーズを見せる

 世界は違っても、自分を乗り越えていく我が子の背中を見られる親は幸せだ。

 生きている証は音楽でしかない。ピアノを演奏しているときこそが他者とつながっていられるとき。

 以上読み終えました。

 確かに見えなくても感じることはできます。

 見える人と感じ方は違うでしょう。

 しかし感じることはできるのです。

 私も最近できるだけ外に出かけるようにしています。

 先日も紅葉を見に出かけました。

 紅葉の葉を触り口で噛んで味わって見ました。

 青井葉と紅い葉とは味も感触も違うことを発見しました。

 目以外の感覚を総動員すればまた別の感じ方ができるものです。


Posted by kuma3 at 21:19│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
これはいい。http://nnstarterpp.net/lp/4cdpvz0
Posted by ニクニク at 2009年11月25日 02:51